1日1万歩は歩きすぎ!?歩きすぎが体に与える影響

リラクゼーションセラピスト Nakamiの健康ブログです。
今夜も役立つ健康情報をお届けします。

・毎日1万歩を目標にしている
・健康的に痩せたい
・歩く習慣がない

歩くことは健康に良いとされていますが、1日1万歩の考えはもう古いとされており、健康に良いどころか体に影響も与えます。
では、1日どれくらい歩けばよりかというと

1日8000歩

で充分で、このうち20分程『中強度の活動』を入れるのが理想的です。

本記事では歩きすぎが体に与える影響、1日8000歩で良い理由、高齢者の目標歩数についてまとめました。

1日1万歩は歩きすぎ!?
歩きすぎが体に与える影響

1日1万歩はもう古い

歩くことは人間に備わった重要な機能で、歩かないことで運動不足になり肥満や病気につながります。
ただ、毎日の目標として考えると1日1万歩が理想的とされてきましたが、長期的に考えると歩きすぎることは体に負担がかかるとも言えます。

歩きすぎるとどんな影響がある?

歩くことでカロリーの消費・ふくらはぎの筋ポンプ作用による血行促進・骨を強くするといったメリットもありますが、1日1万歩を長期的に行うことで以下のようなデメリットもあります。

・腰や膝や股関節への負担
・疲労
・ストレス
・疲労やストレスによる免疫力の低下

毎日1万歩を意識して歩いていれば、疲労は蓄積されていきますし、膝や股関節への負担も大きいです。
『歩く習慣』は必要ですが、『1日1万歩』の習慣は必要ないと言えるでしょう。

理想的な歩数は1日何歩?

実は1日8000歩で充分

健康寿命を実現するために、群馬県中之条町で行なわれた65歳以上の全住民のうち寝たきりではない約5,000人を対象とした研究によると、

健康に望ましいのは『1日8000歩・20分』

とされており、20分というのは中強度(安静時代謝量の3倍以上)の活動時間のことで、この中強度の活動の割合が高いほど心身の健康度合いが高いとされています。

健康長寿を実現するための新常識参照


ダイエットをしたい人も歩数を多くするより、強度を上げる方が効果的です。
10分で約1000歩と考えると、1日8000歩(80分)の内の20分間はジョギング(会話ができる程度のスピードで走る)や、階段を使うことで強度を上げましょう。

また、年齢・性別・体重・筋肉量・運動習慣の有無によっても活動できる量が変わってくるため、運動習慣がなかい人や肥満により膝や股関節に負担がかかりやすい人は半分の4000歩から始めましょう!

大切なのは1回で多く歩くことより、続けることです。

高齢者の目標歩数は?

高齢になると8000歩よりさらに少ない歩数で大丈夫です。
厚生労働省の身体活動・運動には、70歳以上の場合、男性は6700歩、女性は5900歩が目標とされています。

日常生活における歩数の増加
 目標値:男性6,700歩、女性5,900歩
 注)1日当たり平均歩数で1,300歩、歩く時間で15分、歩行距離で650~800m程度の増加に相当
 基準値:男性 5,436歩、女性 4,604歩(70歳以上)(平成9年国民栄養調査)

厚生労働省 身体活動・運動より引用

高齢者になると膝や股関節に負担がかかってくるため、プールでのウォーキングもおすすめです。

Nakamiのつぶやき

・1日8000歩を目指して歩くようにしましょう。
・そのうち20分程度は中強度な活動(軽いジョギングなど)を行いましょう。
・1回で多く歩くことより、少ない歩数でも続けることが大切です。

お店を利用されるお客様の中には極端に歩き過ぎ(運動のし過ぎ)な方もいらっしゃり、そういった方は腰から下半身にかけてとてもガチガチです。
負担をかけた分だけストレッチやセルフケア、お店でのケアで疲れのリセットをしましょう。

また、車・電車・バスが普及し、階段を使わなくてもエスカレーターやエレベーターで上り降りができる便利な世の中になった分、歩く時間が減り、運動不足になっている人が多いのも事実です。
「歩くのがしんどい」「在宅ワークで1日2000歩もいってない」と言われる方もたまにいますが、本当に歩けなくなった時に「歩けなくなって良かった」とは思わないはずですよね?
元気に動けるうちに歩くことや運動を習慣化していきましょう!

それでは明日も健康でHappyな1日でありますように♪

【足裏をほぐして体スッキリ!】フットケアの5つの健康効果 広告

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA