リラクゼーションセラピスト Nakamiの健康ブログです。
今夜も役立つ健康情報をお届けします。
何をやってもなかなか疲れが取れないんです・・・・
食事・運動・睡眠を意識してみたり、定期的に身体をほぐしてはいるもののなかなか疲れが取れないなんてことはありませんか?
もしかしたら環境や思考が疲れの原因になっているかもしれません。
いつまでも疲れが抜けない、疲れをどんどん溜め込んでしまう人の特徴を8つまとめました。
いつまでも疲れが抜けない人の特徴8選
疲れの原因は生活習慣の乱れや運動不足だけではありません。
以下のような環境や思考が原因となるケースもあります。
当てはまるものがあるかチェックしてみましょう。
部屋が散らかっている(物が多い)
部屋や仕事のデスクの上が物で溢れていませんか?
物が多くごちゃごちゃしている状態を『視界的ノイズ』と言われ、目から入ってくる情報が多ければ多いほど脳は処理しきれずに自然と疲れが溜まったり、色や形によってはイライラ感・不安感につながることもあります。
また、必要なものを必要な時にすぐに出せない、探す(探す時間がかかる)といったことの積み重ねも無意識のうちにストレスや疲労となり、いつまでも疲労感が抜けない原因となります。
物が多いと掃除や片付けにも手間がかかるため、できるだけ物を減らして部屋や机の上をスッキリさせるのが解決策です。
マイナスの感情が強い(ネガティブ思考)
精神的疲労の代表なのがネガティブ思考です。
マイナス感情は怒り・悲しみ・不安・妬み・恨みといった感情となり、そういったマイナスの感情は精神的疲労や脳疲労となり、いつまでも疲れを引きずってしまいます。
特に人と比べがちな人、SNSで人の投稿が気になる人はこの傾向が強いため要注意です。
「隣の芝生は青く見える」といった言葉があるように、自分より他人の方が良く見えるものです。
ポジティブになる必要はありませんが、できるだけSNSから離れる、人と比べない、自分の時間を大切にするようにしてみましょう。
NOが言えない
気が乗らない頼まれ事でも「NO」と言えず引き受けていませんか?
自分のキャパを超える仕事や予定を抱えてしまうと、肉体的にも精神的にも疲弊してしまいます。
また、気が乗らない誘いを断れないと自分の時間やお金が無駄になるため、不満も溜まります。。
相手に嫌われたくない、良い人に思われたい人はこの傾向が強いですが、無理なことに対しては勇気を出して「NO」と伝えてみましょう。
休日は体を動かすよりとにかく寝ていたい
リラクゼーションサロンを利用される方で、とにかく多いのが「休日はとにかく寝ていたい」という方です。
体をほぐしたり、適度に体を動かすことで血行が促進され、栄養と酸素が全身に行き渡り疲労を回復してくれますが、体がガチガチな人は全身に栄養と酸素も行き届きづらいのでいくら寝ても疲れが抜けないのです。
小さな子供が一晩寝れば翌日には疲れが取れているのは『体を動かしたことによる疲労』と『細胞が若いから』です。
大人になると『体を動かしていない疲労』や『ストレスによる疲労』といった子供とは違う疲れを抱えているケースが多いため、子供のように「寝れば元気になる!」とはいきません。
少しでも良いので毎日体を動かす、外に出て太陽の光を浴びる、好きな人や仲が良い友達と会う、趣味を楽しむ等、心と体を満たしてから寝る方が疲れは解消されやすいです。
疲れた時は甘い物を食べれば回復すると思っている
疲れた時に甘い物が欲しくなるのは、血液中のブドウ糖が不足して脳に栄養が届いてないからです。
また下がった血糖値を上げるために甘い物が食べたくなります。
実際甘い物を食べることで血糖値が上がるため一時的に疲労感から回復したり元気になったりはしますが、急激に上がった血糖値が急降下(血糖値スパイク)することで眠気やだるさの原因となります。
疲れた時はタンパク質・ビタミン・クエン酸が含まれる食べ物で疲労回復しましょう。
「時間がない」「忙しい」が口癖
「時間がない」「忙しい」が口癖の人になっていませんか?
心を亡くすと書いて『忙』という漢字になりますが、実際忙しい状態が続くと気持ちに余裕がなくなったり、自分自身を見失ってしまいがちです。
平等に与えられた時間をどう使うかは人それぞれですが、「時間がない」「忙しい」を理由にして自分のことを後まわしにしてしまうと、いつか心も体も疲れ果ててしまいます。
人が死ぬ前に後悔することの中には「もっと自分の健康を大切にすればよかった」があるそうです。
そんなふうに後悔しないためにも、自分を大切にする時間を作るようにしてみてください。
人間関係での悩みが多い
世の中には悩みの種がたくさんありますが、最も多いのが人間関係と言われています。
同じ空間にいるのが嫌だ、一緒に働くのが嫌だ、苦手な人が身近にいる、こういった人間関係での悩みはストレスとなり、体と心に疲れを溜め込んでしまいます。
また、脳は主語を理解できない性質を持っているため、悪口を言っている間も主語が判断できないため自分のこととして受け止めてしまいます。
なので、悪口や愚痴を言ってスッキリしたいタイプの方は要注意です。
どんなに仲が良い相手でも距離感は大切です。
自分のストレスにならないところまで離れてみる、思い切って仕事や環境を変えてみるのも解決策と言えるでしょう。
完璧主義
責任感が強く、真面目な人やプライドが高い人に多いのが『完璧主義』な人の特徴です。
常に100点を目指し、妥協ができないため、疲れやストレスは気づかない間にどんどん溜まってしまいます。
また、完璧主義な人は自分だけでなく他人にも厳しいため、他人の失敗やミスに対してもストレスを感じてしまいがちです。
ですが、常に満点を取ることってできませんし、完璧な人間なんていないものです。
完璧ではない自分を受け入れる、60点〜80点程度を目指すことで肩の力も抜けてストレスから解放されるでしょう。
疲れづらい体と心になるためには
環境や思考が原因での疲れであっても、体と心の緊張を取り除くことは大切です。
またその時だけ疲れを取るのではなく、環境などを改善して予防をしていきましょう。
肉体的疲労を取り除く
環境や思考が疲れの原因の場合、交感神経が優位となって、常に体や脳が興奮状態である可能性が高いです。
そうなるとなかなかリラックスができず、常に体に力が入っているため、首・肩・背中などが凝りやすいです。
・マッサージなどで体をほぐす
・ストレッチをする
・軽めの運動をする(ウォーキング・ジョギング・水泳など)
・入浴をする(ぬるめのお風呂に15分ほど浸かる)
上記の方法を行うことで、強張っていた筋肉が緩み血行促進効果が期待できます。
「疲れた」と感じた時はこれらの方法を試してみましょう。
精神的疲労を取り除く
環境や思考が疲れの原因となっている場合、なかなかリラックスできず精神的な疲労とストレスが溜まりやすいです。
・アロマやお香などを炊く
・瞑想をする
・自然に触れる(森林浴・海を眺めるなど)
・趣味を楽しむ(運動・音楽・サウナなど)
ストレスを忘れリラックスできる時間を少しでも作ることで、精神的疲労も緩和されます。
精神的疲労やストレスは睡眠の質にも影響を低下させるため、常に心が元気でいれるように毎日心のケアができるといいですね。
予防をしていく
環境や思考が疲れの原因となっている場合、マッサージやストレッチなどで体をほぐしたり、アロマや瞑想で心を整えても疲れやストレスはすぐに溜まってしまいます。
疲れが溜まらないためにも、環境や思考を変えることが予防となります。
・掃除や断捨離(視覚ノイズを減らす)
・SNSから離れる時間を作る(不要な情報を入れない)
・ポジティブな言葉を意識する
・苦手な人とは距離を置く
・自分にも人にも完璧を求めない
完璧にやろうと思うとそれもまたストレスとなるため、できることから1つずつ取り組んでみてください。
まとめ
マッサージやストレッチをしたり、しっかり寝ていてもなかなか疲れが取れない人は
①部屋が散らかっている(物が多い)
②マイナス感情が強い(ネガティブ思考)
③NOが言えない
④休日は体を動かすよりとにかく寝ていたい
⑤疲れた時は甘いものを食べれば回復すると思っている
⑥「時間がない」「忙しい」が口癖
⑦人間関係での悩みが多い
⑧完璧主義
上記のような環境や思考が原因となっているケースが多いです。
体をほぐしたりリラックスする時間を多く作り『肉体疲労』と『精神疲労』を取り除き、疲れが溜まらないように『予防』をしていきましょう。
私も「忙しい」をよく言ってしまうので、心が亡くならないように気をつけていきたいです(^^;;
それでは明日も健康でHappyな1日でありますように♪