リラクゼーションセラピストのNakamiです。
お客様の身体のケアの中で、目の周り・頬の周り・頭部をほぐすことも多いのですが、咬筋(こうきん)という頬の筋肉や咬筋をささえる側頭筋が凝っていたり硬い方が非常に多いです。
「無意識に食いしばっていたり、歯ぎしりをしているかもしれませんね」と可能性をお伝えすると、「そういえば・・・」と思い当たる節を話される方もいらっしゃいます。
噛み締める力についての具体的な数値は個人差がありますが、一般的には咀嚼時の噛み締める力は男性だと約60kg、女性だと約40kgほどと言われています。
また、ストレスを感じた時や集中している時など、思いっきり噛みしめた時の咬合力は
約70kgと言われています。
それだけの力がかかる食いしばり(噛み締め)や歯ぎしりは歯や顎だけでなく首から肩にかけても大きな負担となり、首こりや肩こりの原因につながります。
噛む力ってどれくらい? 食いしばりによる首・肩こり
食いしばりや歯ぎしりをしてしまう原因
- ストレスや不安感によるもの
- 神経質な性格や集中力の高さ
- 仕事の環境
- 習慣的な歯ぎしり(歯ぎしりが癖になってしまっている)
お仕事などで集中している時や、細かい作業をされる方は無意識に食いしばりをしいているケースが多いようです。
また、強度の高いトレーニングをされる方や力仕事の方も瞬発的に食いしばりをしているケールが考えられます。
では食いしばりや歯ぎしりが続くと、身体にはどのような悪影響があるのでしょう。
食いしばりや歯ぎしりをすることによって起こる身体の不調
- 首・肩のこりや痛み
- 頭痛や顔の緊張
- 眼精疲労や目の痛み
- 口や顎の痛みや歯の欠け、歯垢の増加
冒頭でもお伝えしましたが、思いっきり噛み締めた時の咬合力は約70kgです。それだけの負荷が顎や歯にかかるので、顎や歯への影響はとても大きいです。
また、筋肉はさまざまな箇所でつながり連動して動いているので、首こり・肩こりの原因になったり、顔まわり筋肉がこわばることで眼精疲労につながるケースもあります。
疲れの原因となる食いしばりや歯ぎしりをどのように改善していけばよいでしょう。
食いしばりや歯ぎしりの改善策
- ストレス管理やリラックス法の実践
- 姿勢の改善や適度な運動の取り入れ
- 噛む力を抑えるための意識的な噛み方の改善
- 歯ぎしりを防ぐためのマウスガードの使用
- 歯科医師やカイロプラクターの診断と治療の受ける
Nakamiのつぶやき
食いしばりや歯ぎしりを改善するためには、まずご自身の日常生活の中にある原因を理解することが大切です。
その原因の1つにストレスや不安によるものがあるので、ストレスや不安を緩和するのにリラクゼーションはおすすめです。
頬や頭部をほぐすことで首・肩のこりが緩和されるので、お店でのケアやご自宅でのケア(お風呂に入りリラックスしながら優しくほぐすのがおすすめです)で、不調の改善に取り組んでみてください。
それでは今日もHappyな1日にしましょう♪
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