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「なんだか今日は、音や光がいつもよりつらい」
「ただ人混みを歩いただけで、ぐったり疲れてしまう」
そんなふうに感じることはありませんか?
もしかしたら刺激に敏感で疲れやすい・相手の感情を受け取りやすいといった特性を持つタイプ(HSP=Highly Sensitive Person)かもしれません。
この記事では、“繊細な感覚を持つ人(HSP)”が、日常の刺激から自分を守るためにできるセルフケア術をご紹介します。
HSPセルフチェック

📝 HSPセルフチェックリスト
当てはまる項目にチェックを入れてみましょう。
チェック項目 | ✔ |
---|---|
大きな音や強い光、においなどに敏感で疲れやすい | |
映画や音楽、芸術に深く感動しやすい | |
他人の気分や雰囲気にすぐ影響を受ける | |
忙しい環境やプレッシャーが続くとすぐに消耗してしまう | |
他人のちょっとした言葉や表情が気になる | |
一人の時間がないと息苦しくなる | |
細かい音や変化(時計の音、照明のちらつきなど)にも気づいてしまう | |
急な予定変更や突発的な出来事が苦手 | |
何かを始める前にじっくり考えるタイプ | |
自分の内面を深く掘り下げるクセがある |
■ 結果の目安:
0〜3個:HSP傾向はあまり強くないかも
4〜6個:HSP傾向あり。自分の特性を理解しよう
7個以上:HSP気質が強め。繊細な感覚を大切に!
※このチェックはあくまで自己理解の参考用です。診断やラベリングではなく、自分をいたわるきっかけとしてご活用ください。
“繊細な感覚を持つ人(HSP)”が日常の刺激から身を守るセルフケア術
人よりも周囲の刺激に敏感なタイプ。
においや騒音、まぶしい光にさらされると体も心もぐったりしてしまうことがよくあるHSP体質な人は、ちょっとしたアイテム選びや、環境づくりの工夫で、心地よく過ごす時間を増やしていきましょう。
耳栓やアイマスクで「感覚のスイッチをオフ」にする

音や光がつらいとき、まずできるのが「五感を遮る」こと。
それだけで、エネルギーの消耗をグッと抑えることができます。
■ おすすめの耳栓
- MOLDEX(モルデックス):柔らかくフィットしやすい。コスパも◎
- Loop Quiet:見た目もおしゃれで、カフェや通勤中にも使いやすい
- ノイズキャンセリングイヤホン:無音にできなくても、雑音をやわらげるだけで安心感が生まれます
■ おすすめのアイマスク
- 立体型アイマスク:まぶたに触れないので長時間でも快適
- ラベンダーの香り付きアイマスク:リラックス効果もプラス
- 冷温両用タイプ:目の疲れや頭痛がある時に重宝します
ポイントは、「眠るときだけ」ではなく、日中の休憩時や移動中にも使うこと。
“感覚をしずめる時間”を意識して作るだけで、心の疲れがぐっと軽くなりますよ。
刺激の少ないカフェ・仕事場を見つける

「どこにいても落ち着かない…」そんな日は、環境の刺激が強すぎるのかもしれません。
特にカフェやワークスペースなど、音や光、人の動きが多い場所では、気づかぬうちに疲れがたまります。
■ HSP向きカフェ・場所の選び方
- 自然光が穏やかに入る、照明が控えめな店
- BGMが小さめ or 静かなクラシック系
- 人が多すぎない(時間帯をずらすのも有効)
- 壁側など、背後を守られる席
もしカフェ以外の仕事場を探しているなら、
- 図書館の個室スペース
- コワーキングスペースの“集中ブース”
- ホテルのデイユースルーム
なども選択肢に入れてみましょう。
“場所選びに気を使う”ことは、HSPにとってはセルフケアのひとつ。
少し手間やお金がかかっても、自分を守る投資だと思ってみてくださいね。
自分を「守る空間」をつくる

どこにいても落ち着けるとは限らないからこそ、“自分だけの「安心空間」”を持っておくことはとても大切です。
■ 自宅に『静かなスポット』をつくる
- カーテンを遮光・遮音性のあるものに変える
- デスク周りにアロマや観葉植物を置く
- 好きな音(雨音、波音など)を流せるスピーカーを準備
■ 五感をやさしく満たすアイテム
- におい:ラベンダー・ユーカリ・ヒノキなど、自分が安心できる香りを見つける
- 触覚:やわらかいブランケットやクッションで「包まれる感覚」を大事に
- 視覚:光が強すぎない間接照明で、目も心も落ち着きます
ほんの小さなことでも、「ここにいると落ち着ける」と思える空間は、繊細な心を守る大きな助けになります。
まとめ:できるだけ“刺激”になるものを遮断して過ごすことが大事
・耳栓やアイマスクで刺激を遮断する
・刺激の少ないカフェや仕事場を選ぶ
・部屋に静かなスポットをつくり、五感にやさしいものを揃える

感覚に敏感だと、生きづらさを感じる場面もあるかもしれません。
でもその繊細さは、人の気持ちを感じ取る力だったり、小さな変化に気づける力だったりする大きな才能でもあります。
疲れたときは、「私はがんばりすぎてるだけ」とやさしく声をかけて、
音や光、においから少しだけ離れて、自分の心と体を守ってあげてくださいね。