Nakamiの健康ブログ 
リラクゼーションセラピストのNakamiです。
私が勤めているサロンは『ビジネス立地』ということもあってデスクワークの仕事をしているお客様が多いです。
デスクワークというと座りっぱなしで肩こり・腰痛に悩まされている方が多いイメージがありますが、意外と多いのが眼精疲労です。
最近は仕事でなくてもパソコンやスマートフォンを使う機会が増えましたね。目から入ってくる情報に『目』だけでなく『脳』も疲弊している人は少なくないと思います。
そういった眼精疲労や脳疲労を溜め込んでいる方にお勧めなのが森林浴です。
森林浴をすると眼精疲労が緩和する？
眼精疲労は、長時間のパソコン作業や近距離で画面を見続けることが原因となりますが、森林浴は自然の中で過ごすことにより目を遠くの景色にフォーカスするため、近距離の作業による目の負担が軽減されます。
また、自然環境では緑色の光が豊富に含まれており、緑色の光は目の疲れを和らげる効果があると言われています。
眼精疲労の緩和が期待できる森林浴ですが、他にも心身の健康にさまざまな効果があります。
そんな森林浴の５つの効果もご紹介します。
森林浴の効果
- ストレス軽減: 自然の中でゆったりと過ごすことでストレスを軽減する効果があります。森の中にいると、静けさや自然の音、木々の香りなどがリラックス効果をもたらし、心身の緊張をほぐしてくれます。
- 免疫力向上: 森林浴をすることで免疫システムが活性化されると言われています。森の中のフィトンチッド（樹木が放出する有機化合物）や空気中のマイクロビオーム（微生物の生息地）などが免疫力を向上させてくれます。
- 血圧低下: 森林浴は血圧を下げる効果があります。森の中で過ごすことで心拍数が落ち着き、自律神経が整うことで血圧が正常化されます。これにより、高血圧やストレスに関連する疾患の予防にも役立ちます。
- 注意力向上: 自然の中で過ごすことは、注意力や集中力を向上させる効果があります。都市の喧騒やデジタルデバイスから離れ、森の静けさや自然の美しさに触れることで、心のリフレッシュや集中力の回復が期待できます。
- 心身のリラックス: 森林浴は心身のリラックスを促進します。森の中で深呼吸をすることで新鮮な空気を取り込み、自然の緑や景色に触れることで心に安らぎを与えてくれます。また、森林浴は自然療法としても知られており、うつ病や不安症状の緩和にも効果があるとされています。
これらは森林浴の効果の一部ですが、実際の効果は個人によって異なる場合があります。
森林浴をする上での注意点
森林浴を行う際には、以下の点にも注意を払うことが重要です。
- 時間をかけて過ごす: 森林浴の効果を得るためには、十分な時間をかけて過ごすことが必要です。短時間では効果を感じにくい場合がありますので、できるだけ長い時間を予定して森の中で過ごすようにしましょう。
- スマートフォンやデバイスから離れる: 森林浴の効果を最大限に引き出すためには、スマートフォンやデジタルデバイスから離れることが重要です。自然の中でリラックスし、集中力を高めるために、デジタル機器の使用を最小限に抑えるようにしましょう。
- 歩く・座る・観察する: 森林浴は、散策や歩行を通じて森を探索するだけでなく、木々や自然の景色を観察したり、静かに座って自然の音や風を感じたりすることも重要です。自然との対話や感覚の共鳴を大切にしましょう。
- 自然の恩恵を受け入れる: 森林浴をする際は、ただ森にいるだけでなく、自然の恩恵を受け入れる心の準備をしましょう。感謝の気持ちを持ちながら、自然の中でリラックスし、自身の心身の健康に対するポジティブなエネルギーを感じ取ることが大切です。
「なかなか森林浴ができるような場所がない」という方も、近くの公園や広場、神社などに大きな木はありませんか？
10分早く家を出て、ぷち森林浴をしてからお仕事へいくのも気持ちいいですよ。
そういった場所に足を運び、僅かな時間でも木から差し込む光を浴び、風や葉の揺れる音を感じ、心をリラックスさせることで眼精疲労・脳疲労といった現代人の多くの方が感じている疲労を緩和することができると思います。
お気に入りの場所を見つけて、木からパワーをもらってくださいね。
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