【運動をしないとどうなる?】運動が必要な3つの理由

リラクゼーションセラピスト Nakamiの健康ブログです。
今夜も役立つ健康情報をお届けします。

生きる上で『運動』はとても重要な役目を果たしますが、好き嫌いが別れるのも『運動』が多いです。
特に日本人は3人に1人が運動不足という調査結果が出ているそうです。
WHOの運動推進グローバル計画参照)

そして、運動不足が引き起こす将来的な不安といえば

ロコモティブシンドロームです。

本記事では運動の必要性、運動をしている人としていない人の違い、運動不足な高齢者に起こりやすい『ロコモティブシンドローム』についてまとめました。

【運動をしないとどうなる?】運動が必要な3つの理由

なぜ運動をした方が良いのか

運動は心臓・筋肉・骨を強化し、ストレスを軽減させ精神的な健康を向上させます。
また体重管理による病気のリスクを減らし、健康寿命を伸ばします。

人間は年齢とともに筋力や体力が低下する傾向があります。
この理由としては、筋肉量の減少、骨密度の低下、関節の柔軟性の減少、代謝率の低下などが挙げられます。

それらを踏まえて

・運動をすることによって心臓・筋肉・骨が強化する
・ストレスを軽減し、精神面を安定させる
・体重管理や生活習慣の管理によって病気のリスクを減らす

この3つの理由から年齢・性別関係なく運動をした方が良いと言えるでしょう。

運動をしている人と、していない人の違い

健康状態

運動をしている人は通常、心臓や筋肉が強化され、体脂肪が適切に管理され、代謝が改善されているため、健康的な体重を維持し、疾患のリスクが低い傾向があります。
また運動をしている人より、していない人の方が筋力・体力面で劣るため『疲れやすい』状態になります。

身体的な能力

運動を積極的に行うことで、体力、持久力、柔軟性などの身体的な能力が向上します。これにより、日常生活の活動やスポーツなどでより良いパフォーマンスが可能になります。

精神的な健康

運動はストレスを軽減し、幸福感を高め、認知機能を改善することがあり、精神的な健康に良い影響を与えます。また、うつ病や不安症状の軽減にも寄与します。

対人関係

運動を共に楽しむコミュニティに参加することで、新しい友人を作る機会が増え、社交的なつながりが強化されます。

生活の質

運動を継続的に行うことは、日常生活の質を向上させ、エネルギッシュで満足度の高い生活をサポートします。

運動をしないと将来的にどうなる?

運動不足は将来的に健康上の問題を引き起こす可能性が高く、高齢者になると『ロコモティブシンドローム』のリスクが増えます。

・運動をする時間がない
・面倒臭い
・疲れていて動く気力がない
・歳だから

・運動が嫌い

こういった理由で運動をしないことは、筋力や体力の低下だけでなく、運動機能が衰え健康寿命を縮めることにもつながります。

『運動機能』は体に備わっている大事な機能

運動機能とは

人間の体には多くの重要な機能が備わっており、これらの機能は全て生存に必要なものです。

・呼吸
・循環
・消化
・排泄
・神経系
・免疫
・内分泌(ホルモン)
・感覚器
・運動

運動機能は、筋肉と神経系が連携して体を動かし、姿勢を維持したり、外部刺激に対応するための機能です。
これにより日常生活の動作や運動が可能になります。

運動をしないことで筋力・体力が低下し、運動機能の衰えにつながります。

ロコモティブシンドローム

ロコモティブシンドロームは、高齢者を中心に関節や筋肉、骨などの身体機能が低下し、日常生活での運動や活動が制限される症候群です。
主な特徴として以下の点が挙げられます。

①身体機能の低下
ロコモティブシンドロームでは、筋力、関節の可動域、バランスなどの身体機能が低下します。
これにより、歩行や階段の昇り降り、座位から立ち上がるなどの日常の動作が難しくなります。

②骨粗鬆症
骨密度の低下が見られ、骨折のリスクが高まります。特に骨盤や大腿骨の骨折がよく発生します。

③筋肉量の減少
筋肉量が減少し、筋力が低下します。これは日常の動作や安定性に悪影響を及ぼします。

④疼痛
関節痛や筋肉痛が頻繁に起こり、これが活動制限の一因となります。

⑤日常生活の制限
ロコモティブシンドロームの症状により、高齢者は日常生活のさまざまな活動に制約を受け、独立性が低下します。

予防や管理には、適切な運動・栄養摂取・骨密度のチェック・医療的な介入などが含まれます。
早期に対処し適切なケアを受けることで、ロコモティブシンドロームの進行を遅らせ、生活の質を向上させることができます。
高齢者の健康と生活の質を維持するために、定期的な健康チェックと予防策の実施が大切です。

高齢者でもできるスポーツ

高齢者でもできる運動は以下のものがあげられます。

・ウォーキング
・水泳
・ゴルフ
・テニス
・ヨガ
・ボウリング
・ゲートボール

水泳・テニス・ゴルフ・ボウリングは生涯スポーツとも言われ、老若男女誰でも楽しめます。
興味があるものや「やれそう」と思うものを挑戦してみましょう。

Nakamiのつぶやき

・肉体面・精神面の健康維持と、健康寿命を伸ばすために『運動』は必要不可欠
・将来ロコモティブシンドロームにならないために運動をしていく
・高齢者も楽しめるスポーツはたくさんある

筋力・体力が低下してから「運動をしなきゃ」と思ってもなかなか体は動いてくれません。
動ける今、行動することが大切です。
将来の自己投資として毎日の生活にちょこっとだけでも運動を取り入れましょう!
それでは明日も健康でHappyな1日でありますように♪

広告
一生歩ける体づくり|ロコモティブシンドロームにならないための予防法 健康への第一歩 ウォーキングの6つの健康効果

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA