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昔は8時間以上は寝れていたのに、
最近6時間くらいで目が覚めちゃうのはなぜなんだろう?

昔と比べて睡眠時間が短くなったって人は多いよね。
厚生労働省では『こども』『成人』『高齢者』によって推奨する睡眠時間が違うよ。
でも、それって何でだろう?
今回は厚生労働省が推奨する年代別の睡眠時間と、その理由についてまとめてみました。
理想の睡眠時間は?
厚生労働省が推奨する睡眠時間
厚生労働省による『健康づくりのための睡眠ガイド2023』では高齢者・成人・こどもに分けて、睡眠時間を以下のように推奨しています。
高齢者 | 長い床時間は健康リスクとなるため、寝床にいる時間を8時間以上にしない |
成人 | 個人差はあるが、6時間以上を目安に必要な睡眠時間を確保 |
こども | 小学生は9〜12時間、中高生は8〜10時間 |
年齢が若いほど長い睡眠時間が必要で、高齢の場合は逆に長い時間寝床にいることでアルツハイマーなどの健康リスクを高めるとされています。
こども・成人・高齢者で推奨される睡眠時間が違う理由

寝ることによって成長ホルモンが分泌され、発育・発達に大きな影響を与えます。
成長していく過程のこどもの場合、その時間が必要となるため推奨される睡眠時間も長くなります。
成人・高齢者の場合は発育・発達に必要な時間はなくなり、加齢に伴い基礎代謝が低下するため、高齢になるほど必要な睡眠時間も短かくなります。
また、体内時計の変化やホルモンの分泌、生態機能のリズムの変化によって早寝・早起きになったり、眠りが浅く深夜に目が覚めてしまうことも増えます。
赤ちゃんがほぼ1日中眠るのは、すくすくと成長していくためですが、一般的に身体の成長が終わる17〜18歳以降はこどもの頃と同じ睡眠時間は必要ないということです。
こども・成人・高齢者
睡眠で意識することと注意点

高齢者 | 長い床時間は健康リスクにつながる 長い昼寝は夜の睡眠に影響を与えるため、日中は活動的に過ごす |
成人 | 休日の寝溜めはしない 食事・運動・生活習慣・睡眠環境の見直しで、睡眠休養感を高める |
こども | 夜更かしの習慣は避ける 太陽の光を浴び、バランスの取れた食事を摂り、日中は身体を動かす |
どの年代にも言えることですが、バランスの取れた食事と適度に身体を動かすことが良質な睡眠につながり、良質な睡眠は『健康』へとつながっていきます。
高齢者は8時間以上寝床にいないようにする
成人は休日に寝溜めをせず毎日の睡眠の質を高める
こどもは夜更かしを習慣化しない
これらを意識して健康な毎日を送りましょう!
まとめ
高齢者は5〜6時間
成人は6時間以上が目安
こどもは小学生は9〜12時間、中高生は8〜10時間
成長・発育・発達に必要な睡眠は、こども・成人・高齢者ではそれぞれ必要な時間が変わります。
高齢者は健康リスクは増えるため8時間以上寝床にいない
成人は休日に寝溜めをしない
こどもは夜更かしを習慣化しない
バランスの取れた食事と適度な運動も睡眠には必要となります。
良質な睡眠をとって、毎日を健康に過ごしましょう!

「昔のように長い時間眠れない」というのは身体にとって正常なことです。
なので、短い時間の分『質』を高めて、気持ちよく元気に朝を迎えましょう!
