リラクゼーションセラピスト Nakamiの健康ブログです。
今夜も役立つ健康情報をお届けします。
・仕事で日中は殆ど外に出ない
・休みの日は家でテレビやゲームをしていて外に出でない
・冬になると気分が落ち込む
当てはまるものはありますか?
9月23日の秋分の日を境に、季節は冬へと向かっていきます。
秋・冬になると太陽が出ている時間が短くなるため、健康への影響が大きくなるのが
日照不足です。
植物が日光を浴びないと育たなかったり枯れてしまうのと同じで、我々も生き物なので日光を浴びないと筋肉や骨が弱くなったり、心が枯れ果ててしまいます。
本記事では秋冬の健康管理として、日照時間の短さが与える健康への影響と、冬季うつのお話、日照不足を予防する3つの方法についてまとめました。
秋冬の健康管理|日照時間の短さが与える健康への影響
季節が移り変わることで日の出が遅くなり、日没が早くなります。
秋・冬になると太陽が出ている時間が短くなるため『日照不足』になる人が増えますが、日照不足になるとどのような影響があるのでしょう。
日照不足で起こる心と体への影響
・セロトニン不足
セロトニンは『幸せホルモン』と呼ばれる神経伝達物質です。
セロトニンが不足すると以下のような影響を心に与えます。
・落ち込みやすくなる
・意欲の低下
・イライラ
・過食
セロトニンが不足することで気分が落ち込みやすくなります。
日照不足が原因で『冬季うつ』になるケースもあるため注意が必要です。
・ビタミンD不足
食事だけでなく、日光に当たることでビタミンDが生成されます。
ビタミンDが不足すると以下のような影響を体に与えます。
・カルシウムの吸収が低下
・免疫力の低下
・骨や筋肉が弱くなる
高齢者の場合、ビタミンDが不足することで骨粗鬆症や骨折のリスクが高まるため注意が必要です。
セロトニンは心のバランスを、ビタミンDは体や免疫力の強化にとって非常に重要です。
この2つが不足することで、心と体に大きな影響を与えることになります。
秋冬に起こりやすい『冬季うつ』とは?
冬季うつ病は日照時間の減少に関連しており、特に北半球の高緯度地域に住んでいる人々に影響を与えやすいと言われています。
日光の不足により体内時計やセロトニン(幸せホルモン)のバランスが乱れ、うつ症状が引き起こされます。
日照不足による影響を予防する3つの方法
日照不足による影響への予防法をご紹介します。
秋・冬になると不調な日が増えたり、気分が落ち込むといった方は、毎日の生活に是非取り入れてみてください。
短い時間でも日光に当たる
朝起きたらカーテンを開け、日の光を浴びましょう。
僅かな時間でも日の光を浴びることでセロトニンの分泌や、ビタミンDの生成につながります。
出勤時に1駅分歩きながら日光に当たったり、お昼休みは少し外に出てみたり、休日には日光浴をしてみる等、意識して日光に当たるようにしましょう。
他の方法でセロトニンを増やす
トリプトファンが多く含まれる大豆製品・乳製品・バナナを摂取することでセロトニンに変化します。
また、一定のリズムで行う運動や瞑想でもセロトニンを増やすことができます。
ビタミンDが含まれる食材の摂取
ビタミンDは魚類ときのこ類に多く含まれます。
特に鮭・きくらげ・干し椎茸には多く含まれるため、積極的に摂取しましょう。
Nakamiのつぶやき
・日の光を浴びることは、セロトニンの分泌とビタミンDの生成にとって非常に重要
・セロトニンは心のバランスを、ビタミンDは体と免疫力を強化してくれる
・短い時間でも日光に当たり、運動と食事で日照不足による影響を予防する
昔に比べて日差しが強くなったり、紫外線が体に与える影響も広く知れ渡ってきた現代では、日に当たることを避ける人が増えたと思います。
もちろん日光に当たり過ぎることで日焼け・シミ・シワなど肌トラブルだけでなく癌といった健康リスクも出てきます。
ですが、心と体の健康のためには日光に当たる時間を作ることも非常に大切です。
1日15分〜30分
日光に当たって丈夫な体作りをしましょう!
それでは明日も健康でHappyな1日でありますように♪