リラクゼーションセラピスト Nakamiの健康ブログです。
今夜も役立つ健康情報をお届けします。
寒くなってくると肌着が手放せなくなりますね。
寒さから体を守るために肌着の着用が増える時期ですが、こんな言葉をご存知ですか?
化繊負け
化学繊維が原因で起こる『かゆみ』や『かぶれ』といった化繊負けを防ぐためにも、肌にやさしい素材を選ぶことが大切です。
本記事では天然素材と化学繊維の特徴や、肌にやさしい素材を紹介しています。
【化学繊維より天然素材】綿やシルクの肌着が良い5つの理由
天然素材
綿・シルク・メリノウールといった天然素材は肌への刺激や負担が少なく、肌トラブルを予防してくれます。
①冷え予防
天然繊維(特にウールやシルク)は保温性が高く、吸湿性と通気性があり、寒冷な環境での冷え予防に効果的です。
これらの素材は体温を調節し、湿気を逃がすことで快適さを提供します。
②肌荒れ予防
天然繊維、特に綿やリネンなどは、通気性に優れ、肌にやさしい素材として知られています。
これらの繊維は湿気を逃がし、摩擦が少ないため、肌荒れ予防に役立つことがあります。
③アレルギーの予防
天然繊維は肌にやさしく刺激がすくないため、アレルギー反応を引き起こしにくいです。
ただし、アレルギーの原因には個人差があり、特定の繊維や加工に反応する可能性もあるため、個人のアレルギーを考慮して素材を選ぶことが重要です。
④敏感肌に優しい
天然繊維は一般的に敏感肌にやさしい素材とされています。
特に綿、リネン、シルクなどの繊維は肌に優しい質感を持ち、通気性が高く、刺激を最小限に抑えます。
⑤静電気が起こりづらい
天然繊維は静電気の発生を抑える特性を持っています。
静電気が起こりづらいため、不快感や肌への刺激も受けづらいです。
化学繊維
化学繊維のメリットは耐久性・防水性があり、生産コストが低いため低価格で手に入るところです。
ただその一方で肌に与える影響もあるため、直接肌に触れる下着や肌着として選ぶのは注意が必要です。
①汗の吸収性が低い
化学繊維は一般的に通気性や吸湿性に欠け、快適さが低いです。
②静電気が起こりやすい
化学繊維は静電気が発生しやすく、不快さを引き起こすことがあります。
③肌を傷つけやすい
一部の人は化学繊維に対して刺激を感じることがあり、アレルギーやかぶれの原因となることがあります。
肌にやさしい素材の種類と特徴
天然繊維であるコットン・シルク・ウール・リネンと、木材パルプから作られた再生繊維(人工繊維)であるレーヨンが主に肌にやさしい素材とされています。
素材 | メリット | デメリット |
綿(コットン) | 吸水性・通気性 柔らかい肌触り | 縮みやすい シワになりやすい |
絹(シルク) | 保湿性・吸湿性 静電気を起こしにくい | 摩擦に弱い 変色しやすい |
羊毛(ウール) | 保温性・通気性 シワになりにくい | 毛羽立ちやすい 虫に食われやすい |
麻(リネン) | 吸水性・吸湿性 夏に快適 | シワになりやすい 色落ちしやすい |
レーヨン | 通気性・吸湿性 肌にやさしいpH領域の繊維 | 水に弱い 乾きづらい |
綿(コットン)
綿(コットン)は天然の植物繊維で、柔らかく通気性があります。
主に衣類や寝具に使用され、肌触りが良く吸湿性が高いため、快適さが特徴です。
また、オーガニックコットンが環境に配慮しているため注目されています。
絹(シルク)
シルクは自然の繊維で、蚕の繭から取られます。
非常に滑らかで光沢があり、肌触りとても柔らかいのが特徴です。
主に高品質な衣類や寝具に使用され、優れた保温性と吸湿性を持っています。
羊毛(ウール)
ウールは羊の毛から作られる自然繊維で、保温性が高く、柔らかな肌触りが特徴です。
特にメリノウールはメリノ種の羊から取られ、繊維が細かく軽量です。
体温調整がしやすく、アウトドア用や冬季の衣類に適しています。
麻(リネン)
リネンは植物の亜麻から作られる天然繊維で、通気性が高く、吸湿性に優れています。
軽量で涼しげな質感があり、暑い季節に人気があります。
リネン製品は通気性と快適さを提供し、主に夏季の衣類や寝具に適しています。
レーヨン
レーヨンは人工繊維で、木材パルプや綿などの原料を一旦溶かし、再び糸状に加工して作られます。
柔らかくて吸湿性が高く、シルクの代替として使用されます。
服、寝具、家庭用品など幅広い用途で使用されています。
Nakamiのつぶやき
・直接肌に触れる下着や肌着は、トラブルが少ない天然繊維のものがおすすめです。
・素材によって特徴があるため、季節に合わせて選ぶようにしましょう。
実は私自身が化繊負けでかゆみが出やすいので、綿100%か綿が多いものを選ぶようになりました。
かゆみや湿疹はストレスにもつながりますし、冬は静電気が起こりやすいので不快感にもつながります。
少しでも肌トラブルを減らし、ストレスなく過ごしたいですね。
秋・冬の肌着選びの参考にしてみてください。
それでは明日も健康でHappyな1日でありますように♪