リラクゼーションセラピスト Nakamiの健康ブログです。
今夜も役立つ健康情報をお届けします。
質の高い睡眠のポイントになるのが
レム睡眠とノンレム睡眠です。
浅い眠りである『レム睡眠』と、深い眠りである『ノンレム睡眠』を繰り返すことによって体と脳を交互に休めます。
本記事では『レム睡眠』と『ノンレム睡眠』の違いと役割、理想的なサイクルと目覚めのタイミングについてまとめました。
【睡眠のメカニズム】レム睡眠とノンレム睡眠の違いと役割について解説
レム睡眠とノンレム睡眠の違い
レム睡眠とノンレム睡眠の違いは眠りの深さが大きく違いますが、他にも違いがあります。
この2つが交互に繰り返されることが質の高い睡眠につながり、脳と体の疲労を回復させてくれます。
レム睡眠 | ノンレム睡眠 | |
眠り | 浅い | 深い |
脳 | 活動している | 休んでいる |
体温 | 増加傾向 | 低下 |
心拍・血圧 | 増加傾向 | 低下 |
夢 | 見る・覚えている | 見ない・覚えていない |
レム睡眠とノンレム睡眠の役割
ノンレム睡眠とレム睡眠は交互に繰り返されるサイクルを形成し、体と脳のさまざまな機能を支えています。
このサイクルが正常に進行することは、良質な睡眠と休息を確保するために非常に重要です。
レム睡眠(REM Sleep)
レム睡眠は、学習や記憶の処理、情緒の調整、脳の再構築など、精神的な側面に関連しており、精神的なリフレッシュやストレスの処理に重要です。
レム睡眠では、脳波が活発になり、目の運動が速く、夢を見ることが一般的です。
体温や心拍数が上昇し、筋肉は完全に弛緩します。実際、この段階では麻痺していることが多いため、体が夢の中で行動を再現しないようにしています。
ノンレム睡眠(NREM Sleep)
ノンレム睡眠は、体の修復と成長に関連しており以下の3つのステージに分かれます
- ステージ1: 軽度の睡眠で、体温が下がり、筋肉の緊張が緩む。眼球運動はゆっくり。
- ステージ2: 眼球運動が停止し、脳波がより一定したパターンになります。体の修復とエネルギーの回復が進行します。
- ステージ3: 深い睡眠ステージで、大きな脳波のゆらぎが現れ、体の修復、免疫システムの強化、成長ホルモンの放出が行われます。
ノンレム睡眠は、睡眠サイクルの最初のステージで始まり、レム睡眠に先行します。
この段階では、体がリラックスし、心拍数や呼吸が安定しています。
睡眠のサイクルと目覚めのタイミング
MOTHER Braceletで計測したある日の私の睡眠サイクルです。
(少し不安定な箇所もありますが95点だったので公開!)
深い部分が『ノンレム睡眠』で、浅い部分が『レム睡眠』です。
睡眠時間を6時間から7時間にすることで、レム睡眠のタイミングから覚醒しスッキリと目覚められます。
Nakamiのつぶやき
睡眠サイクルを自分でコントロールすることはできませんが、寝る時間と起きる時間を毎日同じにしたり、適度な運動でストレスを解消し、自律神経が集まる腸内環境を整えることで睡眠の質が向上します。
良い眠りをサポートするために、規則正しい生活習慣を身につけましょう!
また、施術中に眠ってしまうお客様も時々いらっしゃいますが、深い眠りに入ったあとに体勢変換や施術終了となると体のだるさを感じてしまう可能性もあります。
夜の睡眠に影響が出ないよう、日中の睡眠(お昼寝)は20分程度が理想的ですよ。
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それでは明日も健康でHappyな1日でありますように♪
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