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リラクゼーションセラピストのNakamiです。
今夜も役立つ健康情報をお届けします。
「子供の頃はたくさん遊んでも次の日には元気になっていたのに」
こう思うことってありませんか?
子供の頃はどんなに疲れたと思っていても、一晩寝てしまえば体の疲労はほぼ回復していたのに、あの頃とは違うんだな・・・と感じさせられます^^;
長時間の労働、悩み・不安・ストレス、年齢による代謝の低下など、
大人になると疲労の原因が多くなります。
そして、それらを解決する方法は規則正しい生活習慣です。
疲労が溜まるメカニズムを知り、疲れを溜め込まない体づくりを一緒にしていきましょう!
疲労とはなにか?
定義と概要
疲労は、身体や精神的な活動の結果として生じる、エネルギー不足や集中力低下などの状態を指します。
日常生活や活動において、長時間の労働やストレスが続くことで現れる現象です。
疲労の種類
疲労には、身体的疲労と精神的疲労の2つの主要なタイプがあります。
身体的疲労は肉体的な活動によって引き起こされ、精神的疲労は知的な活動やストレスによって引き起こされます。
疲労が溜まる原因は?
身体的原因
- 過度な労働
長時間の労働や過度な身体的負荷は、筋肉やエネルギー供給源への負担を増加させ、疲労を引き起こします。 - 運動不足
長時間同じ姿勢でいたり、適度に体を動かさないことで筋肉にストレスがかかり、筋収縮による血行不良によって老廃物が溜まり疲労として体にあらわれます。 - 睡眠不足
十分な睡眠を確保できないと、身体が適切に回復できず、疲労が蓄積します。 - 栄養不足
必要な栄養素が不足すると、身体のエネルギー産生や回復能力が低下し疲労が増加します。
精神的原因
- ストレス
長期間のストレスは、脳や神経系に負担をかけて精神的疲労を引き起こします。 - 集中力の消耗
長時間の知的作業や情報過多は、脳疲労となり、集中力の低下や体の不調としてあらわれます。 - 情緒的な負荷
強い感情的な体験や心理的な負担も、疲労の原因となり得ます。(PTSDなど)
疲労が溜まるメカニズム
筋肉の疲労
- 筋肉の収縮による血行不良
運動不足や一部の筋肉に対して負担をかけることで筋肉が収縮し、血流が悪くなるため、その結果コリ・ハリ・痛みとなって体にあらわれます。 - 乳酸の蓄積
運動中に筋肉がエネルギーを生産する際に乳酸が蓄積し、筋肉の疲労感を引き起こします。 - 筋繊維のダメージ
運動によって微細な筋肉の損傷が生じ、これが回復する過程で疲労が生じます。
神経系の疲労
- 自律神経の乱れ
ストレスや不規則な生活が自律神経を乱すことで、疲労が深刻化します。 - 神経伝達物質の枯渇
脳や神経系が持つ神経伝達物質を使いすぎることによって疲労が生じます。
疲労を回復させるための方法
適切な休息と睡眠
- 充分な睡眠時間の確保
毎晩の適切な睡眠を確保することで、身体と脳の回復が促進されます。
理想的な睡眠時間は、成人の場合6〜7時間前後とされています。 - 休息の取り方
日中に適度な休息を取ることで、長時間の活動による疲労を軽減します。
昼寝をする場合は昼食後の午後3時までに、15分〜20分程度のパワーナップが海外でも勧められています。
栄養バランスの摂取
- 健康的な食事
良質なタンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルをバランス良く摂取し、身体のエネルギー源を補充します。 - 水分補給
十分な水分摂取は代謝をサポートし、疲労回復に役立ちます。
ストレス管理と血行促進
- マインドフルネスや瞑想
ストレスを軽減し、精神的疲労や脳疲労を和らげる助けとなります。 - 運動・入浴・リラクゼーションや趣向の活動
適度に体を動かしたり、入浴をすることでストレスが発散され、同時に血行促進されます。血行が促進されることで体内の老廃物が流れ出し、汗や尿として排泄されます。
また、リラクゼーションや趣味を楽しむことで気分がリフレッシュでき、疲労回復につながります。
Nakamiのつぶやき
冒頭では『大人になると疲労の原因が多くなる』と書きましたが、きっと今の子供たちは私の子供の頃と違って、学校のあとや休みの日は塾や習い事へ通っていたり、この猛暑で外でおもいっきり遊べなかったり、テレビゲームやSNSの普及だったり、大人と同じように疲労やストレスが溜まりやすいかもしれませんね。
大人も子供も疲労が溜まりやすい世の中ですが、医療が発達したり、食事に困らなかったり、web環境が整っていたり、健康的に生きていくのもとても恵まれていると思います。
だからこそ、1日1日を大切に過ごしたい。
「あの時やっておいてよかった」と未来の自分が思えるように、一人でも多くの方が楽しみながら食事・運動・睡眠のバランスを整え、健康的で幸せな人生が送れることを願っています。
それでは明日も健康でHappyな1日でありますように♪